
R1267:お母様の鏡台をキャビネットに。彫刻部分の色味を残し、面影を
お客様からのご要望
・お母様の鏡台をキャビネットにリメイクしたい
・面影を残してほしい
・棚板は可動式だと嬉しい
製作コンセプト
・鏡の両開きを、キャビネットの扉として活かす
・鏡台収納部分の扉も活かす
・大きい収納部分には、可動式の棚板を2枚入れる

長年大切に使われてきた、お母様の鏡台。
処分を考えていた矢先にお母様が亡くなられ、やはり何かしらの形で残せたら…とお考えになり、リメイクのご依頼をいただきました。

そこで今回は、お客様の暮らしに合わせ、キャビネットへとリメイクしました。両開きの鏡はそのまま扉として活かし、鏡台の面影を感じられる佇まいに。下部の収納扉も、元の鏡台に付いていた小さな扉を活かしています。
サイズはW490 D450 H1500。
傷による塗装剥がれなどが見られたため、再塗装を施しました。一方で、繊細な彫刻部分は、これまで重ねてきた時間を感じられるよう、あえて当時の色味を残しています。

扉を開けると、内部にはたっぷりとした収納スペースが広がります。

棚板は可動式のため、収納する物に合わせて高さ調整が可能です。お母様の思い出の品を形を変えて受け継ぎ、これからも身近に感じていただけるような一台に仕上がりました。










