お客様からのご要望
・無垢桜材和タンスの内部を取り出した後、扉も何かにリメイクして残したい
・できればテーブルにリメイクしたい
製作コンセプト
・お客様に詳しくヒアリングの上でご希望に沿ってリメイクできる形を検討し、テーブルではなくテレビボードをご提案
・無垢桜材の美しい扉を最大限に生かし、他のインテリアにも合うように
・扉は側面に、引き戸にはオーク材とウォールナット材を使用し、3つの材種の組み合わせを楽しめるデザインに
和タンスの扉をテレビボードにリメイクしました。
ご自宅の新築に伴い、こちらの和タンス内部の着物収納部分をウォークインクローゼット内で使えるようにとのご依頼をいただきました。あわせて、残った扉も気に入っているので何か他の家具にリメイクできたら、とのご相談もいただきました。(着物収納のリメイクは事例R338でご紹介していますのでぜひあわせてご覧ください)
当初はテーブルにできないか、とのお話でしたが、詳しくお話をうかがった結果、テレビボードの方がよりご希望に沿ったかたちのリメイクにできるという結論に至りました。デザインを練り、お客様にも気に入っていただけましたので製作に入ることに。
リメイク完成後がこちら。2枚の引き戸にはそれぞれオーク材とウォールナット材を使用し、もともとの木が持つ色の違いがよいアクセントになっています。
引き戸内にはスライドレール付きの引き出しがあり、収納力もバッチリです。
無垢桜材のタンス扉は側面に使用しました。可愛らしい飾り彫とともに、元の扉の面影をしっかり伝えてくれています。
日当たりのよいお客様宅のフローリングやカーペットによく馴染む仕上がりとなりました。
【家具のリメイクについてのよくあるご質問】はコチラ
R337:和タンスの無垢桜材製扉を活かしてテレビボードにリメイク
Before>After