2022-06-24

リサイズしたテーブルの残材を活かしさらにリメイク！ローテーブルに

昨日、イタリア製ダイニングテーブルをリサイズさせていただいたお話をご紹介しました。

今回は、天板をリサイズした際に残った材料でローテーブルを製作させていただいたお話ご紹介します。

家具のお引き取り前、お客様とお嬢様が一緒に東京店へリメイクのご相談にお越しくださったことは前回のブログにも書きましたが、その際お客様がこのように仰っていました。

「今回テーブルをリサイズすることを離れて暮らす息子に話したところ、『自分もこのテーブルに思い入れがあるから、どこか一部分でも欲しい』と言っていました。テーブルをリサイズした残材で息子用のローテーブルを作ってもらうことはできませんか？」

このお話を聞いて、こちらのダイニングテーブルがご家族皆様に愛されていたテーブルなのだということが伝わり、グッときました。

今回、W1700×D950の天板をW950×D950にリサイズするため、約750mm×950mmの残材が出ることになっていました。そこで、その天板の残材をローテーブルの天板にしてリメイクさせていただくことに。

ローテーブルはリビングのソファ前に置かれるご予定とのこと。ソファ前テーブルとしてちょうど良い大きさとなるよう、天板の残材をさらにリサイズしてW950×D450に加工します。

また、息子さんが元々使われていたローテーブルの高さが30cm程度とのことだったので、全体のバランスも考えH320となるよう脚を製作して取り付けることになりました。

さぁ、どのようなローテーブルが完成したのでしょうか。リメイク後はこちらです！

飴色の天板とブラックの鉄脚の組み合わせがカッコいい、お洒落なローテーブルが完成しました！

鉄脚はしっかりとした太さで安定感もありながら、テーパーカットでスタイリッシュな印象となっています。

脚を天板直付けタイプにすることで、天板下の空間を広々確保しています。

横から見た全体のフォルムもスッキリしていますね。

また、リサイズさせていただいたダイニングテーブルは全体を美装させていただきましたが、こちらも天板を綺麗に磨き直してピカピカに仕上げました♪

塗装のツヤ感は、お客様のご希望でテカりを抑えて自然な仕上がりに。

塗装のツヤ感までお選びいただけるのは、オーダー家具ならではです♪

ちなみに、リサイズしたダイニングテーブルと並べて置くと、このような感じになります。

木目が一繋がりとなっている天板から作られた、2台のテーブル。まるでご家族の絆のように繋がりを感じます（＾＾）

リメイクしたローテーブルは息子さんのご自宅に納品させていただきました。

お客様（お母様）にはお写真でローテーブルの仕上がりをお見せしたのですが、「イイ感じに仕上げていただいて、ありがとうございます！」と喜んでくださいました。

ご家族皆様にとっての思い出のテーブルが、離れて暮らすご家族それぞれのもとでこれからも活躍していく…素敵ですね。皆様に愛されてテーブルも喜んでいるのではないでしょうか（＾＾）

素敵なご依頼をいただきありがとうございました！

ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
Follow @yurimatataroots

ダイニング、座卓、ちゃぶ台、食卓、いろんなテーブルのリメイク実例をご紹介！