サイドボードをリメイク。形は変えずに塗装でご新居の内装に合わせ…
お客様のご実家で使われていたという家具を複数点リメイクさせていただきました。
千葉県佐倉市にお住まいのお客様から「実家を整理していたところ、親の嫁入り家具をそのまま処分してしまうのが忍びなく…綺麗にして、使い方を変えられたら私の新居で使いたいです。」とご相談を頂き、リメイクでお応えしました。
ご相談いただいたのは、サイドボード、ドレッサー、洋服タンスについて。そのうち、今回のブログではサイドボードのリメイクについてご紹介します。
昭和レトロな昔懐かしいサイドボード。
他の家具は、大きな構造の変更を伴うリメイクをさせていただいたのですが、こちらのサイドボードについてはお客様から「形はあまり変えなくて良いです」とお話しいただいていました。
ご希望いただいたのは、経年による汚れや傷みを綺麗にして、小さめの調理家電などを置けるようにするということ。
上段には元々ガラス戸がついていたのですが、そちらを外してオープンの収納棚にすることに。
また、上段右側の棚板はカーブを描いたデザインとなっていましたが、使い勝手があまり良くないとのことでまっすぐな棚板への作り替えをご希望いただきました。
形状の変更はこの2点のみだったのですが、全体的にかなり傷みがあったのと、色味を変更してご新居の内装の雰囲気に合わせたいとお話しいただいていたのとで、ガッツリと手を入れさせていただきました。
形は変えずにパリッとカッコよく仕上がりましたよ♪
さっそくリメイク後の写真をご覧ください。
じゃんっ!元は赤みが多めのブラウンで木目の印象も強かったですが、赤みを抑えたダークウォールナット色に塗装したことでグッと落ち着いた雰囲気になりました。
実はこちら、ただ上から塗装しただけではないんです。
背板は朽ちてしまっているところもあったため、一度パーツを分解し、新しい材料で背板を作り直した上で全体を塗装しました。
旋盤の入っている細かいパーツも、丁寧に磨いて塗装し、ムラのない艶やかな仕上がりに。
ガラス戸のレール部分は、溝を埋めて違和感のないように整えました。
上段右側の棚板は、お客様のご希望に合わせて真っ直ぐなものに作り直しました。
下部の外からは見えないところも、しっかりレストアしました。
引き出しは内部の箱を新しい材料で組み直しました。
細部まで手をかけたので、これから先また末長くお使いいただけること間違いなしです。
こちらのサイドボードは、お客様のご新居である新築マンションに納品させていただきました。
ドキドキのお披露目の瞬間。
梱包を解くと、お客様から「すごーい!」と歓声を頂きました。
細部までご覧くださり、「古いものならではの味わいを残しながら、この部屋に合うようリメイクしてもらえて嬉しいです!」と喜んでいただくことができました。
お隣の冷蔵庫のお色味ともお似合いで統一感がありますね♪
親御様の思いの詰まった家具を、お客様のお家で使えるようリメイクでお手伝いすることができて何よりです。ご依頼いただきありがとうございました!
ドレッサーや洋服タンスのリメイクについてもまたご紹介していくので、ぜひお楽しみに。
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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