婚礼タンスからロータイプの本棚にリメイク。美しい飾り彫を活かして
婚礼タンスを本棚とテレビ台にリメイクさせていただきました。
兵庫県明石市にお住まいのお客様からのご依頼で、「嫁入り道具として持ってきたけど、かなり大きいし置き場所が悩ましくて…親の気持ちを考えると処分はしたくないし、リメイクをお願いできたら。」とご相談いただきました。
4枚扉の洋服タンスで、サイズはW1838mm D647mm H2070mmでした。
サイズも立派ですが、全体に上品にあしらわれた飾り彫も素晴らしいですね。
扉の内側には、その価値を裏付けるようにシールが貼られていました。
さて、本棚とテレビ台にリメイクさせていただいたと書きましたが、今回のブログでは本棚へのリメイクについて詳しくご紹介したいと思います。
お客様からご希望いただいたのは、ロータイプの本棚。扉は不要とのことでした。
婚礼タンスから扉のない本棚にリメイクする場合、本体をリサイズして補強をして作り上げることもできますが、それだとせっかくの美しい飾り彫があまり活かせなくなってしまいます。
そこで、今回は婚礼タンスの扉を本棚の側板に活かしてリメイクすることに。
天板や底板は新しい材料を用いて製作させていただいたのですが、扉の意匠に合うよう細部までこだわりました。
それではどのような本棚が出来上がったのか、さっそく完成写真をご覧ください。
婚礼タンスの美しいデザインをしっかりと残しつつ、ロータイプの本棚に生まれ変わりました。
先ほど、婚礼タンスの扉を側板に活かしてリメイクしたと書きましたが、実はそれだけではありません。
こちら、おわかりになるでしょうか。
婚礼タンスの側板の見附部分にあった飾り彫です。そう、こちらの飾り彫を残すために、婚礼タンスの側板から見附部分のみを取り出し、婚礼タンスの扉と合わせて側板になるよう仕立て直したのです。
元からこのような側板があったのではないかと思うほどに違和感なく仕上がっています。
そして、サイズはW1680mm D400mm H540mmとなっています。
奥行きは、内寸300mmを確保して一緒にリメイクさせていただいたテレビ台と揃えました。
高さは、上下各段の内寸を200mm確保しつつなるべく高さを抑えられるように作りました。
高さの内寸をなるべく確保するために天板は元より薄く作ったのですが、元と同じように上品な印象となるよう周囲に面取りを施しました。
生まれ変わった本棚は、お客様のご自宅のカウンター下に設置させていただきました。
シックな壁面に本棚がとってもお似合い♪素敵な空間の家具を製作させていただいて光栄です。ありがとうございました!
一緒にリメイクさせていただいたもう一つの家具、テレビ台についてはまた改めてご紹介しますね(^^)
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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