婚礼タンスをチェスト大小2台にリメイク。アクセントカラーが素敵♪
横幅が約1350mmの婚礼タンスを2つに分割リメイクさせていただきました。
ご相談いただいたのはこちらの婚礼タンスについて。東京都新宿区にお住まいのお客様からのご依頼でした。
婚礼タンスは寝室に置かれていたのですが、横幅が大きいあまりにベッドに当たってしまう、サイズを小さくして配置を変えたい、とご希望いただきました。
2列に並んでいる大小の引き出しを分割して、大きなチェストと小さなチェストに分割できれば、タンスを余すことなく活かせてサイズも抑えられて一番良いかなぁとお客様。
「まだ具体的にどうするというのは決まっていないけど、ひとまずリメイクはお願いしたい」と言っていただき、ルーツファクトリー代表の家具作りたいおっさんが直接お客様のもとへお打ち合わせに伺いました。
家具作りたいおっさんがお客様にヒアリングを進めていく中で、みるみるうちにリメイクの方向性が決まっていきました。
最初、お客様が「要望がふんわりしていてすみません」と仰って、家具作りたいおっさんが「いえいえ、そのために来てますからね、ボク」と答えていたのですが、その言葉に納得。「何のために、どのようにリメイクするか」が明確になっていきました。
さぁ、リメイクしてどのようなチェストに変身したのでしょうか。さっそく完成写真をご覧ください♪
それぞれの引き出しの横幅を活かした、大小2台のチェストの完成です!
大きい方は引き出し4段全て活かし、小さい方は全体のバランスから引き出し3段にしました。
天板や底板なども、元のタンスのものを活かしているのですが、意匠が合うようにカットした部分の面取りを元と揃えました。
ちなみに、脚はタンスの引き出し下にあった部材を加工し直して(カットして練り合わせて)作りました。まさに、婚礼タンスの部材を余すことなく活かしています。
そして、引き出しの引き手部分と脚を紫色にしたのが今回のポイントの一つ♪とってもお洒落ですよね!
お客様から「なるべく元の形を活かしながら、ちょっと雰囲気を変えられたら嬉しい。アクセントカラーを入れたりできますか?」とご相談いただき、このように仕上げたのです。
アクセントカラーをなぜ紫色にしたかというと、お客様はお部屋全体を紫をベースに青系をアクセントにしてまとめているとのことで、そちらに合うような色にしたいとご希望いただいたからです。
(こちらのライトに合わせてお部屋作りをされているそうです。素敵!)
家具全体のお色味から、真っ青な色を使用すると少し浮いてしまいそうだったため、お客様とご相談の上で赤みのある紫で塗装させていただきました。
引き出しには全段スライドレールを取り付けました。
お打ち合わせ時、スライドレールを付けるかお客様にお聞きしたところ、最初は付けなくて良いと仰っていたのですが、じっくりお話しする中で「やっぱり付けた方が良さそう」ということになりました。
その理由の一つが、安全面。お客様の2歳のお子さんがよくタンスの引き出しを開け閉めされるそうなのですが、そのままだと勢いで引き出しがすっぽ抜けて危ないかもしれないというお話しから、ストッパー付きのスライドレールを付けることに。
3段引きのスライドレールなので、引き出しを奥まで開けきることができるようになりました。
また、大きいチェストは上2段の引き出しの横幅を半分に分割しました。
チェストにはお洋服やお着物などを収納する他、靴下などの小物類も収納するご予定とのことで、横幅が小さい引き出しがあった方が便利かも、とこのようにリメイクをご依頼いただきました。
お洒落に、使い勝手よく生まれ変わったチェスト2台。どちらも再びお客様のご自宅寝室に設置させていただきました。
小さい方は、お部屋の入り口に。
大きい方は、入り口正面に。ベッドと壁の間に設置させていただきました。
2つに分割したことで、それぞれをスペースにぴったり収めることができました。
また、アクセントに紫を入れたことにより、さりげなくお部屋全体との調和がなされていました。お客様は「すごーい!こんな風になるんだー!」と仕上がりを気に入ってくださったご様子でした(^^)
素敵なご依頼をいただきありがとうございました!
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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