婚礼タンスをキルト用キャビネットにリメイク。外観・機能にこだわり
婚礼家具の洋服タンスをキルト収納用のキャビネットにリメイクさせていただきました。
4枚扉の洋服タンスを2つに分割して、前回のブログでご紹介したように片方は引き続き洋服タンスとして使えるように、もう片方をキルト収納用にリメイクさせていただくことになりました。
お客様は手芸をされるそうで、たくさんのキルトを収納したいと仰っていました。
小さめサイズのものを2台作るかというお話もあがったのですが、ご予算等から今回はH1500のものを1台製作させていただくことになりました。
(婚礼タンスの内部)
お客様の家具の使われ方に合わせてこだわりいっぱいにリメイクしたキャビネット、さっそく完成写真とともにそのこだわりポイントをご紹介したいと思います♪
こちらがリメイク後のキャビネットです。
扉を引き手部分より少し上でカットしてリサイズしました。
こだわりポイントその1、扉の加工方法。
扉をスパッとカットしたままだと、「カットしたんだなぁ」という感じに見えてしまうので、引き手の上端が下端と同じ形状になるよう既存の上端部分をもってきました。
こだわりポイント2、奥行きサイズについて。
本体は、既存のパーツを洋服タンスにほとんど使用したため、キャビネットの方は新しい材料を用いて製作させていただきました。そのため、奥行きもお客様のお好みのサイズで作ることができました。
洋服タンスの奥行きはキルト収納用には大きすぎるため、お客様とご相談の上でもう少し小さく、D500で製作させていただきました。
こだわりポイント3、床をお掃除しやすい脚付きタイプに。
H100の脚をつけて、モップなどはもちろんお掃除ロボットなどが家具の下を通るようにしました。
こだわりポイント4、内部の塗装や棚割り。
外観に合わせて内部をダーク色に塗装しました。こうしたことで”タンス”という印象からグッとキャビネットらしさを感じられるようになったと思います。
そして、可動式の棚板を3枚入れて、空間を4分割できるようにしました。棚板は外すこともできるので、もし背の高いものを収納することになっても対応できます。
ちなみに、元々こちらの扉についていたネクタイ掛けは前回ご紹介した通りリサイズした洋服タンスの方に移設したのですが、お客様からご希望いただいて反対側の扉についていたネクタイ掛けをこちらの扉に取り付けました。
そんなこんなでこだわりポイントをあげだすとキリがないのですが、その他にも、前回ご紹介した洋服タンスのリメイク同様、扉を綺麗に美装したり傷んでいた金物を新しいものに替えたり、リメイクしたキャビネットを長くご愛用いただけるようあらゆるところに手をかけました。
こちらのキャビネットを洋服タンスと一緒にお客様のリフォーム後のお家に納品させていただきました。
明るいお部屋に落ち着いたお色味のキャビネットが映えますね♪
納品後、お客様からこのようにメールをいただきました。
「お世話になりありがとうございました。
ピカピカに仕上げてくださりとても嬉しいです。キャビネットの方も使い易そうでこれから荷物を整理してどんどん使っていきます。
本当にありがとうございました。」
お客様のインスタにもアップしてくださっていて、とっても嬉しかったです!
大切な家具のリメイクをおまかせいただきありがとうございました。
(前回ご紹介した、一緒にご依頼いただいた洋服タンスのリサイズについては↓からご覧いただけます)
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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