4枚扉の婚礼タンスを2枚扉にリサイズ。美装してまるで新品のように
「婚礼家具の洋服タンスを半分に分けることはできるでしょうか。できれば、1つは洋服タンスに、もう一つはキルトを片付けるキャビネットにしたいです。」
兵庫県尼崎市にお住まいのお客様から、このようなリメイクのご相談をいただきました。
ご相談いただいたのはこちらの洋服タンスについて。4枚扉のタンスを横幅を2枚扉分ずつに分けたいとのことでした。
洋服タンスの横幅を分割するのは、ご依頼いただくことの多いリメイクの一つ。もちろん可能です♪
今回のブログでは、2つの家具にリメイクさせていただいたうち洋服タンスの横幅リサイズについてご紹介します。
お預かりした婚礼タンスの内部はこのようになっており、お客様は左側半分を引き続き洋服タンスとして使いたいと仰っていました。
こちらのタンスは元々、本体は2枚扉分ずつで分かれるようになっており、ボルトで連結されていました。
分かれるようにはなっていますが、内側となっている面は化粧されておらず強度も心許ないので、「分解したらそのまま完成!」というわけにはいきません。
天板と台輪もひと繋がりになっているので、リサイズする必要があります。
また、お客様から、右端の扉に付いているネクタイ掛けを引き続き洋服タンスで使いたいとご希望いただき、左端の扉についていたネクタイ掛けを外して移設することになりました。
その他、長年使われる中で塗装が全体的に変色してしまっていたり、金物にガタがきてしまっていたりしたため、それらもお直しさせていただくことになりました。
リメイクで、まるで元から2枚扉のサイズだったかのように、さらに新品のような仕上がりになりました!
それでは、完成写真をご覧ください。
ふふふ、リサイズしたように見えないでしょう♪塗装もピカピカになりました。
右側面の材は、タンスを分解して側板を取り出し、貼り直しました。
この”元の側板を取り出す”という作業、分解時に傷つかないように細心の注意が必要です。
そして、リサイズした天板や台輪の仕上げ。
切りっぱなしではなく、面取りを元と合わせました。
右側、左側を見比べてみても、どこをカットしたのかわからないほどです。
どの作業もかなり手間のかかるものですが、その甲斐あって婚礼タンスのパーツをしっかりと活かすことができ、違和感のない仕上がりとなりました。
内部はこのようになっています。
棚の仕様はそのままに、扉のネクタイ掛けのみ変更しました。
扉の蝶番も新調したので、これから先また長くお使いいただけることと思います(^^)
さぁ、生まれ変わった婚礼タンスをお客様のお家にお届けします!
家具をリメイクさせていただいている間、お客様は戸建てのお家をリフォームされていて、納品はリフォーム完了直後にお伺いしました。
こちらがお部屋に設置させていただいたお写真です。
横幅が小さくなり、お部屋にちょうど収まるサイズとなりました♪
納品には『家具作りたいおっさん』(ルーツファクトリー代表)が直接お伺いしたのですが、お客様は「すごく綺麗になってる!」と喜んでくださったそうです。
お客様が喜んでくださる姿をみて家具作りたいおっさんもすごく嬉しくなったと言っていました。そのお話を聞いて私もつられて嬉しくなりました〜(^^)
さて、次回のブログでは、もう一つ製作させていただいたキルト収納用のキャビネットについてご紹介します。そちらもどうぞお楽しみに!(↓のリンクからキルト収納用キャビネットについてご覧いただけます)
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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