食器棚の高さをリサイズ。調理家電スペースの寸法をなるべく確保して
札幌市内でお引越しを控えているというお客様から「新居に食器棚が入らないから、リサイズしてほしい」とリメイクのご依頼をいただきました。
ご相談いただいたのは、こちらのW1170 D500 H2050の食器棚について。
高さがほんの数cm合わないとのことで、小さくリサイズをご希望でした。
食器棚が設置場所に数cm合わない!とリメイクのご相談をいただくことはとてもよくあります。
こういったタイプの食器棚で高さのリサイズをご依頼いただく際には、中央のオープン部分をカットさせていただくことがしばしばです。
ただ、このオープン部分には電子レンジなどを設置される方も多いと思います。電子レンジは上面に空間が必要な場合がほとんどなので、もしリサイズをご検討中の方はその点をご注意ください。
今回も、その旨をお客様にご確認した上で、H30ほどカットしてH2020にリサイズさせていただくことになりました。
また、家具をお引き取りさせていただいた時に気付いたのですが、背板の部材が外れてしまっていました。
もう一つ、レールが破損して金属屑が出るようになってしまっていました。
せっかくリメイクさせていただくので、これから先長くお使いいただけるよう、こちらも修理させていただくことに。
そして、不具合を直し高さをリサイズした食器棚は、札幌のお客様のご新居に納品させていただきました。
リサイズした食器棚は、このようにスペースにちょうどぴったり収まりました!
でも、実はこのように収まるまでにはまさかのちょっぴりトラブルが(;゜0゜)
お客様のお引越し当日に納品させていただいたのですが、家具をまとめて搬入したいとお客様にご希望いただき、食器棚はご旧居にお届けして搬入設置は引越し屋さんにお任せすることになりました。
しかし引越し屋さんに搬入してもらうと…なぜかスペースに収まらないとのこと!
めっちゃくちゃ焦りました。もしかして寸法を読み間違えて作っちゃった?いやいや、寸法はぴったり合ってるはず…ということは思いもよらない何かが干渉してしまったとか…?
その時、私は遠方にいたため直接確認することができず、家具作りたいおっさんやお客様と電話でやり取りをして原因を究明していきました。
そして、その原因となっていたのは、食器棚の搬入前に敷かれた耐震マットでした。
耐震マットの厚み分、高さが上がりあと数mmのところで設置できなくなっていたのです。
ほっっっと一安心…!!
その耐震マットを入れずに設置すると、この通りぴったり収まりました。
この時の安堵たるや…冒頭にも書いたように、食器棚のオープンスペースは電子レンジなどの調理家電を置くことが多いため、熱や蒸気を逃せるようにできる限り広く空間をあけておいた方が良いです。
そのため、今回も設置場所に収まるサイズで最小限のリサイズをさせていただいたのですが、こういったこともあるのだなぁと勉強になりました。
家具の設置について、様々な可能性を予測できるようになってお客様により良いご案内をできるようにがんばります!(`・ω・´)ゞ
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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