婚礼タンスを床座タイプのお仏壇にリメイク。扉1枚分の横幅サイズに
婚礼タンスから床座タイプのお仏壇にリメイクさせていただきました。
ご相談くださったのは、愛知県にお住まいのお客様。お家の建て替えを控えているとのことで、それを機に婚礼家具の洋服タンスや食器棚を違う形にリメイクしたいとご相談いただきました。(食器棚のリメイクについては次回のブログでご紹介します)
お家の取り壊しが始まる前に家具の引き取りをしてほしいとご希望いただき、お電話でリメイクのイメージやご予算などを大まかにお打ち合わせした後、お客様のお家へお伺いしました。
お伺いしたのは、ルーツファクトリー代表の家具作りたいおっさん。普段、工房のある淡路島を拠点にしている家具作りたいおっさんですが、お客様とのお打ち合わせのために全国を飛び回ります。
現地でお客様とお客様のお母様と一緒に、建て替え後のお家の図面等を拝見しながらリメイクの詳細をお打ち合わせしました。
まず、婚礼タンスはサイズがW1050 D600 H1750でした。
リメイク後のお仏壇の横幅サイズは、こちらの婚礼タンスの扉1枚分ほどの大きさにしてほしいとご希望いただきました。
高さについては、お打ち合わせを進める中で、婚礼タンスの扉1枚と引き出し1段分の高さにすることに。天板や台輪も元のものを活かします。
また、全体の美装もさせていただくことになったのですが、なるべく元の雰囲気のままリメイクしたいとご希望いただいていたので、色目は変えないよう塗装します。
約半分のサイズになり用途も変わりましたが、面影たっぷりにリメイクすることができました。
完成写真はこちらです。
まるで元からこの形だったのではないかと思うほど自然な仕上がりです。
サイズはW547 D500 H1600。
両開きになるよう半分にカットした扉も、美しいデザインが崩れず綺麗に収まっています。
内部はこのようになっています。
扉を開いて正面に見える背板に、婚礼タンスのもう1枚の扉を活かしました。
内部にも引き出しを1杯配置し、さらにその上にはスライド式の棚板も付けました。
天井側には、天板下の見附部分を残して細部まで婚礼タンスの面影を感じられる仕上がりとなりました。
こちらを、建て替えが完成したお客様のお家に納品させていただきました。
設置させていただいたのは、同じく婚礼家具の整理タンスが置かれているお部屋でした。
セットの家具と並んで素敵ですね。
お仏壇内部に仕込んである照明を点けると、柔らかな光が内部全体を照らしてくれます。
お家の建て替えにともなって行き場がなくなっていたという婚礼タンスが、末長くお使いいただける形となりました。
さて、次回のブログでは一緒にご依頼いただいた食器棚のリメイクについてご紹介します。大きな食器棚を2つの家具に分割リメイクさせていただいたので、2回のブログに分けてご紹介します。お楽しみに!
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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