婚礼タンスをサイドボードにリメイク!カウンター下に収まるように…
婚礼タンスをサイドボードにリメイクさせていただきました。
ある日「婚礼家具が居室に入りきらず、リメイクを検討しています。」とお客様からご連絡をいただきました。
婚礼家具セットの和タンスはお部屋に搬入できたそうなのですが、こちらの3枚扉の洋服タンスが入りきらずトランクルームに預けているとのこと。
お客様は「このままずっと預けているわけにはいかない、でも処分するのは偲びない…」とお悩みだったところ、ルーツファクトリーの家具のリメイクを見つけたと仰っていました。
2020年のブログ『婚礼家具をリビングボードにリメイク!ご新居に合わせこだわりサイズ』をご覧くださったそうで、ご自身の洋服タンスもこのようにリメイクができるのかぜひ話を聞きたいとご相談いただきました。
お客様はご新居へのお引っ越しを予定されていて、そちらのキッチンカウンター下で使えるサイドボードのような家具にリメイクしたいと仰っていました。
ご新居の詳しい間取りがわかる前にひとまずトランクルームから洋服タンスを引き上げたいとのことだったので、先にトランクルームに家具を引き取りに伺い、リメイクの詳しいお打ち合わせは後日お電話などでさせていただきました。
サイドボードを置かれるキッチンカウンター下の寸法は、W1640 D280 H930とのこと。
洋服タンスはW1400弱あったので、横幅はそのままで奥行きと高さを縮めたいとご希望いただきました。用途が変わるため、内部も作り替えます。
サイドボードの中には主に書類などを収納されるご予定とのことで、A4サイズのファイルを収納できる奥行き内寸を確保しつつ、カウンター下からなるべく出張らないようにD400までリサイズすることにしました。
また、キッチン作業台の一般的な高さに合わせてH850に縮めます。
婚礼タンスの部材を目一杯活かしながら新たな使い途ができるようにリメイクさせていただきました。完成写真はこちらです。
扉、天板、側板、台輪など、婚礼タンスの部材をたっぷりと活かしたサイドボードが出来上がりました。
すべて、ただカットするだけではパーツとして成り立たなくなるので、補強を施しながらリサイズしました。
特に、天板は元々背の高い家具だったので天面が仕上げられていなかったのですが、リメイクして腰高サイズになり天面が目線よりも下にくるようになったため、本体とお揃いのオーク材で綺麗に仕上げました。塗装も本体の合わせた色味にしています。
また、婚礼タンスの面影をより良く残せるように扉は上側の飾り彫が入るようにリサイズしたのですが、それに伴って真ん中についていた扉の取っ手を移設しました。
取っ手をつける箇所の掘り込みの具合も元と揃え、違和感なく仕上がっています。
内部も用途に合わせて作り替えています。
ハンガーポールは外し、各スペースに棚板を1枚ずつ入れました。
棚板の位置は、A4サイズのファイルを収納できるように設定し、収納するものによって高さを変更したい場合に棚板を動かせるよう上下にもダボ穴を仕込みました。
こちらを大阪のお客様のご新居へ納品させていただきました。
ちょうど良いサイズ感です!
H930の空間に対してH850で作ったので、キッチンカウンターとの間に80mmの空間ができ、お掃除もしやすそうです。
やむを得ずトランクルームに保管されていた婚礼タンスが、ご新居で活躍する形に♪リメイクでお手伝いができて光栄です。
末長くご愛用いただけますように。
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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