ご両親が遺された婚礼タンスをリメイク②引き出しを活かしチェストに
前回のブログで、婚礼タンスの引き出しを活かしてテレビ台にリメイクしたお話をご紹介しました。
テレビ台は和タンスの下部にあった引き出し3段を活かしてリメイクさせていただいたのですが、お預かりした婚礼タンスには他にも引き出しがありました。中でも整理タンスは引き出しが多く、7段計8杯ありました。
そして、お客様からはテレビ台の他にチェストも欲しいとご希望いただいていたので、整理タンスの引き出しを活かしてリメイクすることになりました。
お客様は、リメイクするチェストは一緒に並べて置くチェストとなるべく合わせたいと仰っていました。
そこで、横幅は600mmに、奥行きは450mmにリサイズすることに。
高さは、920mmだと一緒に置かれるチェストとぴったり揃うとのことだったのですが、タンスの引き出しのデザインを活かすため、お客様とご相談の上で無理に揃えることはしませんでした。
引き出しを6段にして収納力を確保しつつ、台座となる部分の高さをなるべく抑えることでH920に近づけます。
また、引き出しを収める本体は、テレビ台と同様にウォールナット材で製作します。
婚礼タンスの面影が残しながらスリムなチェストが完成しましたよ。完成写真はこちらです。
引き出しの左側を残してカットし、W600に仕上げました。
取っ手の位置が左側に寄ってしまい、そのままでは開け閉めがしにくいので、お客様とご相談して右側にも新しく取っ手を付けました。
既存の取っ手との大きさやお色味のバランスをみて、新しい取っ手には真鍮のつまみを選びました。
奥行きサイズも縮めましたが、引き出しはたっぷりと奥まで使えて収納力は文句なしです♪
引き出しを奥まで使えるのは、新しく取り付けた3段引きのスライドレールが大きなポイントとなっています。
スライドレールを取り付けたことで、抜け落ちることなく最後まで引き出すことができるのです。
そして、こちらのチェストも前回ご紹介したテレビ台と同じように側板の見附部分にタンスの側板の見附材を使用しました。
お客様のご両親が遺された素敵な家具をできる限り活かせるようリメイクさせていただいた6段チェスト。
お客様のお家に納品させていただくと、空間にぴったりでした♪
内装にスッと馴染むお色味、お隣のチェストと揃っている奥行きも気持ちいいですね。
お客様もチェストがお部屋にスッキリと納まったのをご覧になって、リメイクして良かったと喜んでくださいました。
さぁ、次回は一緒にご依頼いただいたもう一つのリメイク、婚礼タンスのライティングビューローへのリメイクをご紹介します。
ライティングビューローはどの部材をどのように活かしてリメイクするのでしょうか。ぜひお楽しみに!
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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