婚礼タンスの横幅を1/3にリサイズ。造作部分も元の意匠に合わせて
婚礼家具の洋服タンスを、リサイズした洋服タンスとライティングビューロー、2つの家具にリメイクさせていただきました。
今回のブログでリサイズについて、次回のブログでライティングビューローへのリメイクについてご紹介します。
リメイクのご依頼をいただいたのはこちらの鎌倉彫の婚礼タンス。躍動感あるお花の彫り物がとても素敵です。
両開き扉と片開き扉の計3枚の扉収納と、それぞれの下部に浅い引き出しが付いている洋服タンスでした。
こちらの洋服タンスの横幅を、左側の片開き扉分の大きさにリサイズしたいとご相談いただきました。奥行きや高さは変えずに、横幅だけ1/3のサイズに切り離すイメージです。
また、両開き扉内にあった小引き出しを引き続き使いたいとのことで、リサイズ後のタンスの中に移設することになりました。
タンスの横幅をリサイズするにあたって仕上げ方法は色々あるので、お客様のご希望やご予算をお伺いしながらベストな方法を考えていきます。
お客様のご希望は”なるべく元のデザインがそのままとなるようにリサイズしたい”とのことでした。
そこで、本体を分解後、向かって右側の側板を取り出し、そちらを使用してリサイズ後の本体を組み立て、天板や台輪も切りっぱなしではなく意匠が揃うよう加工することになりました。
かなりたくさんの工程が必要になり大変な作業ではあったのですが、その甲斐あってまるで元からそのサイズだったかのような、まさかリサイズしたとは思えない、そんな仕上がりになりました。
それでは、リメイク後の写真をご覧ください。こちらです。
なんとビックリ、移設した側板の他、天板や台輪もそっくりそのまま元通りとなっています。思わず「どうなってるの!?」と叫んでしまいました、私。
近くで見ても、どうやって加工したのかわかりません。むしろ加工したのかすらわからなくなります。(混乱)
形だけでなく、塗装までも綺麗に揃っていますよね。いやはやどうなっているのでしょう。
内部はほとんど元のままなのですが、お客様からご希望いただいた小引き出しを取り付けてあります。
ちなみに、小引き出しを入れてある側はそのままではサイズが大きかったので、新しく作り直しました。
美しい婚礼タンスを、デザインは崩さずに小さくリサイズすることが叶いました♪
こちらの婚礼タンスをお客様のご自宅へ納品させていただきました。
設置は元と同じ場所へ。
左側スペースには家具お引き取り時には置かれていなかった家具が置かれていますが、洋服タンスをリサイズしたのでそれでも空間に余裕があります。
元の雰囲気をそのままにリサイズすることができて、お客様にもその仕上がりを喜んでいただけました♪
さて、次回は同じく洋服タンスからリメイクしたライティングビューローについてご紹介します。そちらは形も雰囲気もガラリと変わりました!次回のブログをどうぞお楽しみに♪
(↓↓12月6日、ライティングビューローへのリメイクについてブログアップしました↓↓)
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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