鏡台を純白に塗装リメイク!形はそのまま白基調のお部屋に合わせて…
前回、北海道民芸家具の食器棚をテレビ台にリメイクしたお話をご紹介しました。
今回は、一緒にご依頼いただいた、同じく北民家具の鏡台のリメイクについてご紹介します。
お客様がお嫁入り道具として持っていらしたというとても立派な鏡台。
こちらも、食器棚と同じように処分を検討されていたそうですが、もしリフォームするお家の内装に合わせて色を変えられるのなら捨てたくはない…とリメイクのご相談をいただきました。
リフォーム後のお家の内装は白基調になるとのことで、鏡面仕上げのような艶のある白に塗装してほしいとご希望いただきました。
一口に”塗装”と言ってもたくさんの工程があり、それぞれの工程をどこまで手をかけて行うかによってその仕上がりは変わってきます。
お客様のお話をヒアリングしていくと、長く使える良い家具をご所望と感じたので、最上級の仕上がりとなるように塗装方法を考えました。
たとえば、上からただ塗装するだけではムラなく綺麗に色をつけることができないし、既存の塗装とケンカして剥がれやすくなってしまいます。
綺麗な塗装、長持ちする塗装をするためには、その下地づくりがとても重要。
こちらの鏡台は、華美な装飾ではないけれど細部まで面取りがなされ凹凸があるため、そういったところを手作業で丁寧にサンディング(研磨)していきます。
もちろん、塗料を塗ること自体にも技術と手間が必要になります。厚塗りにならないように、均一に、何度も塗装を重ねて美しい艶を出していきます。
そうして塗り替え完成した鏡台がこちら。
形はまったく変わっていないのに、驚くほど雰囲気が変わりました!
細部までムラなく塗装するために、台部分とミラー部分は外して別々に塗装してから再び組み付けました。
凹凸のある箇所も、丁寧にサンディング&塗装したからこその、この仕上がり。
前回ご紹介した食器棚のリメイク同様、内部にはを元のお色味を残しました。
元の姿形を活かしながら華麗に生まれ変わった鏡台を、リフォームされたお客様のお家へ納品させていただきました。
前回ご紹介したテレビ台は白壁をバックに設置しましたが、鏡台はダークグレーの壁面に設置しました。
いや〜ん素敵!純白の鏡台がよく映えます!
こんな素敵な空間だったら、毎日の身だしなみを整える時間が楽しくなっちゃいそうですね♪
ちなみに…こちらの鏡台と合わせて使うスツールもオーダーメイドで製作させていただきました。次回はそのスツールについてご紹介しますね!お楽しみに(^^)
(北民家具の食器棚をテレビ台にリメイクしたお話もぜひご覧ください♪)
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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