タンス2棹を寝室用のスリムな収納棚にリメイク!金物も活かしながら
前回、2棹のタンスからオープンの飾り棚を製作したお話をご紹介しました。
今回は、その2棹のタンスからリメイクしたもう一つの家具についてご紹介します。
オープンの飾り棚もお客様が描いてくださったイメージイラストをもとに製作させていただきましたが、もう一つの家具もイメージイラストを描いてくださっていました。
(リメイク前のタンス)
そちらのイラストでは、上部が観音開きの扉、真ん中がオープンスペース、下部が引き出しとなっていました。
扉や引き出しがあることから、前回の飾り棚よりも、いくらかタンスの形と似ているように思います。
ということは、こちらの方がリメイクするのが簡単なのでしょうか。
いいえ、実はそんなことはありません…!
お客様からご希望いただいた扉のサイズや引き出しのサイズが、元のタンスのものとは異なっていたので、それぞれの部材をどのように作るかよくよく考える必要がありました。
ちなみに、元のタンスが置かれていたのはお客様のご実家の名古屋で、お客様のお住まいは神奈川県だったため、家具のお引き取りには近くにお住まいだったお姉様にお立ち会いいただきました。
ルーツファクトリーでは、家具のお引き取りの際にお客様と直接お打ち合わせさせていただくことが多いのですが、今回はそういった経緯でお客様とはお電話やメールのみでリメイクのお打ち合わせを進めました。
お客様の表情を見ながらお話しできない分、「お客様が本当に欲しい家具はどんな家具だろう」ということを、いつにも増して注意しながらヒアリングしていきました。
さぁ、そうして出来上がった家具はこちら!
元のタンスの木部だけでなく、取っ手など金物も活かしながらリメイクしました。
また、前回ご紹介した飾り棚と同様に、タンスの扉を本体の側板に活かしました。
お客様からなるべくタンスの部材を活かしたいとご希望いただいていたので、丁寧に加工して様々な部材へと作り替えました。
元の部材がどこに活かされているのか、木目を見ながら探すのもまた一興ですね。
こちらの収納棚は、お客様の寝室に納品させていただきました。
寝室は2階にあったのですが、スリムな形となったので階段で搬入することができました。
こちらが納品写真です。
壁のくぼみのスペースにすっぽり♪綺麗に収まりました。
納品後、お客様から嬉しいメールを頂きました。
「先日はありがとうございました。
家具を見ながら、うっとりする日々です。
想像以上に、重厚感と存在感のある仕上がりに驚いております。
サイドに柄を残して頂いたり、取っ手を残して頂いたり、世界に一つしかない家具に大変満足しております。
本当にありがとうございました。
今後とも宜しくお願い致します。」
“世界に一つしかない家具”、まさにその通りですね!
お客様からオーダーいただいたからこそ、素敵にリメイクすることができました。
タンスの持ち主であったお母様もきっとお客様に使い続けてもらえることを喜んでいらっしゃるのではないでしょうか。
リメイクをご依頼いただきありがとうございました!
↓↓2棹のタンスから一緒にリメイクしたオープンの飾り棚についてもぜひご覧ください♪↓↓
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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