お母様の形見の食器棚を本棚に。重い本など収納できるようにリメイク
昨日、タンスからコンパクトな猫脚チェストにリメイクしたお話をご紹介しました。
今回のブログでは一緒にご依頼いただいた食器棚のリメイクについてご紹介します。
こちらがリメイクをご依頼いただいた食器棚です。
タンスと同様に、お客様のお母様がご結婚時にご購入されたものとのことでした。
こちらも亡くなったお母様の形見としてリメイクしたいとご相談いただきました。
お客様のご希望は、高さを小さくして本棚として使えるようにすることでした。
実際に家具を見ながらお客様にご希望をヒアリングして、どのようにリメイクするのが良いか探っていきます。
まず、大きさは上部の開き扉部分のサイズほどに小さくすることになりました。
また、お客様はA4サイズの本などをぎっしりと収納予定とのことだったので、家具のサイズを変えるだけでなく、重さに耐えられるように補強をする必要もありそうでした。
棚板の位置もお客様からご指定いただき細かく決めました。
そして、こちらも前回のタンスと同じように下部の引き出しのつまみに亡くなったワンちゃんの噛み跡があり、リメイク後もその部分を残して思い出を継ぎたいとご希望いただきました。
お客様とお客様のご家族の思いがたくさん詰まった家具のリメイク。製作にも熱がこもります。
製作しながら少しでも「こうやって加工した方が良さそう」ということが出てくれば、その都度お客様とご相談して進めていきました。
丁寧に製作を進め、リメイク完成した姿がこちらです。
食器棚の上部を活かしながらコンパクトな本棚に生まれ変わりました。
内部には補強を施し、重い物も安心して収納することができます。
側板などは傷が多く磨いて綺麗にすることが難しかったため、上から一層貼って塗装しました。
扉には、下部の引き出しのつまみを取り外して付けました。
ワンちゃんの噛み跡のついたつまみは木の地の色が出て白っぽくなってしまっていましたが、本体と馴染むようにタッチアップしました。
ちなみに、つまみは元々ダボでのり付けされているものだったのですが、他のつまみをスペアとしてお返しできるようにネジ式に加工し直しました。
大切な家具をこれからも末長くお使いいただけるように…心を込めたリメイクはお客様にとても喜んでいただくことができました。
(栃木のお客様のご自宅へ納品させていただいた本棚)
お母様のご遺影が飾られたお部屋に納品させていただいた本棚とチェスト。
お母様にも気に入っていただけると良いな…と思わずにはいられませんでした。
納品後、お客様からこちらのメールを頂きました。
「この度はありがとうございました。
予想以上に仕上がりがしっかりしており、大変満足しています。
色々わがままを聞いて頂き、早くも愛着がわいています。
母の遺影を本棚の上に置いて、自分の中ではリメイクが完成しました。
改めて、お礼申し上げます。ありがとうございました。」
お客様の理想を形にすることができて何よりです!
こちらこそ、リメイクをご依頼いただきありがとうございました。
(タンスから猫脚チェストへのリメイクについて詳しくはこちらから↓↓)
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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素敵に大変身!思い出の婚礼箪笥(婚礼家具)のリメイク実例をご紹介!
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