壁面収納棚の一部活かしローテーブルにリメイク!床座りで使いやすく
先日、壁面収納棚をリサイズしてキッチンボードにリメイクしたお話をご紹介しました。
上部と下部をカットしてリサイズしたのですが、カットした上下からもそれぞれ新たな家具を製作させていただきました。
今回は下部の収納を活かしたリメイクについてご紹介します。
お客様からは、こちらのグレーの扉より下の部分を活かして、リビングで使えるローテーブルにリメイクしたいとご希望いただきました。
キャスター付きにして、お子さんのお友達が集まった時に手軽に出せるようなテーブルが作れたら、とのことでした。ソファなどの前で使うのではなく、周りにクッションを並べて床座りで使うようになると思うとお客様。
そこでネックになるのが高さでした。
元々天板までの高さがH500程度はあったため、キャスターを付けるともっと大きくなりそうでした。座椅子や厚みのあるクッションを合わせて使う場合にはその大きさでも問題ありませんが、床座りとなると少し使いづらそうです。
H450程度までには縮めたいということになり、本体の引き出しの高さをリサイズすることになりました。
また、本体は元々W1200×D420程度だったのですが、お友達で囲って使うにはもう少し大きい方がいいかな、とご相談いただきました。
お客様のご要望にお応えするため、天板は一回り大きなサイズで新しく作り、W1250×D500になるようにしました。
ただ、ここで一つ注意。天板を本体に直接のせてしまうと↓のグレーの扉が開けられなくなってしまいます。(手を入れる隙間がなくなるため)
そのため、補強も兼ねて天板と本体の間に一層はさみました。
他にもリメイクにおいて工夫が必要な箇所は山ほどあったのですが、すべてはとても書ききれないので、さっそくリメイク完成後の姿をご覧ください。
このように仕上がりました!
まるで壁面収納棚からそのまま抜き出してきたようなリメイクとなりました♪
天板は新しい材料で製作したのですが、まさか!と思うほどよく馴染んでいます。
天板の角は、お客様のご希望により丸く仕上げました。お子さんが使うテーブルとなると、角丸の方が安心ですよね。
収納部分はこの通り。
引き出しの高さは少し変わりましたが、元の収納力をたっぷり活かしています。
お客様宅に納品させていただくと、「すごい!元の家具がそのまま小さくなったみたい!使い勝手が良くなります。」と喜んでいただけました。
お客様がご結婚されて最初のお家でオーダーされたという思い出の家具が、ご新居でもお使いいただける形へと生まれ変わりました。
これからも末長くご愛用いただけますように。リメイクをご依頼いただきありがとうございました!
(↓↓壁面収納棚の上部の収納を活かしたリメイクについてもぜひご覧ください♪↓↓)
https://roots-factory.com/blog/order-remake/66126.html
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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