婚礼タンスをチェストにリメイク。スライドレールを入れより便利に♪
「家具を処分しようと思っていたけど、こちらのホームページを見つけてリメイクを考えてみました」
そのようにお電話をいただいて、婚礼家具のリメイクをご依頼いただきました。
お客様の婚礼家具とお客様のお母様の家具についてご相談いただいたのですが、今回はお客様の婚礼家具、こちらの整理タンスのリメイクについてご紹介します。
味わい深いセピア色に濃色で縁取られた引き出しや扉。年月を重ねているからこその独特の風合いに思わず目を奪われます。
お客様は、「思い入れのある家具だけれど、使い勝手に困ってしまって…」と仰っていました。
そこで、ルーツファクトリー代表の『家具作りたいおっさん』がお客様のもとへ直接お伺いし、実際に家具を拝見しながらご相談しました。
引き出しの滑りが悪く出し入れしにくいからスライドレールを取り付けたいということ、お着物を収納できるように幅の内寸を900mm確保したいということ、だんだんとインテリアのお好みが変わり、今はナチュラルモダンやスカンジナビアンといったスタイルがお好きということ・・・
様々なお話しをお聞きして、リメイクの詳細を詰めていきます。
そして、最終的にこちらの左側の大きな引き出し6段にスライドレールを入れた、チェストにリメイクすることになりました。
さて、ここで一つ問題が。
引き出しに新しくスライドレールを入れるとなると、そのレールの厚み分、幅が縮まってしまうのです。
つまり内寸が縮まってしまい、お客様からご希望いただいた内寸900mmを確保できない・・・
でも、ここで諦めてしまっては元祖リメイク家具工房の名が廃ります( ̄^ ̄)
お客様の「インテリアの好みが変わった」というお話も踏まえて、どうやってリメイクするのが良いかじっくりアイデアを練りました。
さぁ、今回はどのようなリメイクとなったのでしょうか。
リメイク後の写真は、こちらです!
引き出し6段の前板を生かし、本体や引き出し内部を新しく作ってリメイクしました。
元の面影がしっかり残っていますが、本体がナチュラルオークの脚付きスタイルになったのでかなり雰囲気が変わっています。
本体に合わせて、取っ手も無垢オーク材で新しく作り取り替えました。
引き出し内部はこの通り、スライドレール付きで新規製作してスムーズに出し入れできるようになりました。
そして、引き出しのサイズがそのままでは内寸900mmを確保できなかったので、前板のサイドに材を足して幅を大きくしました。
両サイドに本体と同じ無垢オーク材で継ぎ足すことで、デザインにもなっています。
リメイクさせていただいて、生まれ変わったチェストはお部屋のスペースにぴったりすっぽり収まりました♪
明るい色味の部材を入れたことで、お隣の家具や他のインテリアともお似合いです。
お客様からも「処分しようかどうしようか悩んでいた家具が、素敵に生まれ変わって手元に残すことができて嬉しいです」と喜んでくださいました。大切な家具のリメイクをおまかせいただきありがとうございました!
さて、次回はもう一つご依頼いただいていた家具のリメイク、お客様のお母様のタンスをリメイクさせていただいたお話をご紹介します。
そちらもどうぞお楽しみに♪
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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素敵に大変身!思い出の婚礼箪笥(婚礼家具)のリメイク実例をご紹介!
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