2020-11-17

ラタンのロッキングチェアを破れてしまった座面丸ごとリメイク修理！

今回は、椅子の張り替えのご紹介をします。

お客様から張り替えのご相談をいただいたのは、こちらの椅子です。

ラタン（籐）のロッキングチェア。フレームの曲線もとても優雅ですね。

こちらの椅子の座面に穴が空いてしまったとのことで、修理をご希望いただきました。

かなりガッツリと破れてしまっています。果たして綺麗に直せるでしょうか。

実は今回、ちょっと特殊な方法で修理をしました。

どんな方法かと言うと・・・

なんと、座板ごと新しく製作してしまったのです！

ええぇっ！？座板ごと作り直す！？

なぜそのような方法をとることになったかというと、お客様から「とにかく壊れにくい椅子にしたい！体重のある人が座ることが多いので…」とご希望いただいたからです。

ラタンでの張り替えをご提案したところ、お客様は「ラタンだとまた同じように破れてしまうかもしれないから、もっと強度の出る方法があったら見た目や座り心地が変わってもいいからそちらでお願いしたい」と仰いました。

そこで、ガッチリとした座板を新しく作って、クッションと生地を貼って仕上げることに。

そんなことができるなんて！修理というよりはもはやリメイクですね！果たしてどのような椅子に生まれ変わるのでしょうか。

リメイク完成後は、こちら。

まったく違和感のない仕上がり！

優雅なフレームにシンプルなベージュのレザーがよく似合います。

中のクッションは2種類のものを組み合わせてふっかふか。へたりにくい仕様にもなっています。

お客様から「とにかく丈夫にしたい！」とご希望いただいていたこともあって、座面裏には念のため補強も入れています。

これなら安心して座ることができますね♪

さぁ、こちらの椅子をお客様のもとへ納品に！お客様のリアクションはどうでしょうか。

とっても素敵なお家にドキドキしながら椅子を搬入させていただくと・・・

「あらぁ！イイ感じに仕上げていただいて！」と喜んでくださいました！いえーい！

「座面を丸ごと変えるとなるとどんな感じになるかなかなか想像できなかったけど、満足です！」とお客様。気に入っていただけて何よりです♪

納品完了してお家を出発する時には「また何かあったらルーツファクトリーさんにお願いしたいと思います」と嬉しいお言葉をいただきました。ありがとうございます。

家具の修理には、色々な方法があります。

お客様の家具に合わせて、また、お客様のご使用方法に合わせて修理方法・リメイク方法をご提案しますので、困っていることやご希望などございましたらお気軽にお仰ってくださいね（＾＾）

ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
Follow @yurimatataroots