婚礼タンスの引出しをチェストにリメイク!細かな装飾にもこだわり…
先日ご紹介した、婚礼タンスからお仏壇にリメイクしたお話。
こちらで、お客様からお仏壇の他にもチェストと電話台の製作をご依頼いただいていたことを書きました。
そこで、今回は婚礼タンスからリメイクしたチェストについて詳しくご紹介します。
使用したのは、こちらの和タンスの下部引き出し部分。
3段の引き出しを、幅はそのままに奥行きを縮め、そのサイズに合わせて本体を新規製作しました。
本体を新規製作する場合には、加工上の制約があまりないので幅広いデザインを実現することが可能です。
リメイクする部分をどうするかも大事ですが、新しく作る天板や側板、脚の形などによってもかなり印象が変わります。
今回リメイクさせていただいた婚礼タンスは元々クラシカルな雰囲気でした。その上品さを残しつつお客様のご新居に合わせてスッキリとしたモダンなデザインに・・・
脚の形や太さをどうするか、飾り彫にどのような刃を使うか、細部までこだわります。
また、色はお仏壇など他の家具と揃えて真白に塗装することにしたのですが、こういった塗装はムラも目立ちやすいもの。
美しく仕上げるために丁寧に塗料を塗り重ねました。
さらに。
先日ご紹介したお仏壇もそうですが、引き出しの取っ手には元の婚礼タンスのものを使用しました。
持ち手の部分は本体に合わせて白く塗装したのですが、それ以外にももう一手間。
遠目からはわかりにくいですが、金具部分もブロンズに塗装し直しました。
でも、こうして細部までこだわって加工していくら見た目が素敵でも、使い心地が良くなければ家具としてはNGです。
引き出しがスムーズに開け閉めできるよう、新しく製作した本体と引き出しの相性をしっかりチェックします。
長年使われてきたタンスの引き出しは歪みなどがでていることも多いので要注意です。
こうして最後の最後まで手間を惜しまず作り上げたチェストがこちら!
元の婚礼タンスの品ある面持ちはそのままに、スマートでお洒落なチェストに生まれ変わりました!
清潔感溢れる白塗装、控えめな飾り彫・・・
元の婚礼タンスとは違った装飾なのに、「まさにコレ!!」という感じに全てがマッチしています。
「婚礼タンスの引き出しを使ってチェストにリメイクする」
と聞いて、真っ先にこのようなチェストが出来ることを想像した方は少なかったのではないでしょうか。
でも、これ以上ないくらい素敵なチェストですよね。これは、お客様のご希望やお好みを丁寧にヒアリングした結果なのです。
今までにも何度か書いてきましたが、家具のリメイクデザインのソースは、お客様の中にあります。
お客様の「こんな家具が欲しい!」が、デザインを手掛ける家具作りたいおっさんの脳内を駆け巡り、イメージとなりついには現実のものとなるのです。あぁ、オーダーリメイク、夢がある・・・!
というわけで、家具のリメイクについてご相談いただく際は、ありったけのご希望をお気軽に仰ってくださいね♪
さて、次回のブログでは、今回の婚礼タンスからリメイクしたもう一つの家具、電話台についてご紹介します。
ふふふ、電話台はどのような仕上がりとなったのでしょうか。
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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素敵に大変身!思い出の婚礼箪笥(婚礼家具)のリメイク実例をご紹介!
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