2020-07-20

カントリー調食器棚をケビント風のモダンなキャビネットにリメイク♪

パイン材のカントリー調食器棚を、雰囲気が雰囲気を変えてモダンなキャビネットにリメイクしました！

リメイクのお問い合わせをくださったのは、ご新居にお引越し予定と仰るお客様。

ご新居には家具が備え付けであって、思い入れのある食器棚を置く場所がなく困っているとご相談いただきました。

ルーツファクトリーのホームページをご覧くださって「ここだったら素敵な家具になりそうだ」とお問い合わせメールを送ってくださったそうです。なんて嬉しい！ありがとうございます！

食器棚上部のガラス扉を生かしてリメイクしたいとご希望いただき、家具作りたいおっさんが詳しくお話しを伺うために家具のお引き取りと合わせてお客様のお家へお伺いしました。

お伺いすると上下分解された食器棚が。

お客様はこちらの両開きのガラス扉を使って、腰高くらいのキャビネットにしたいと仰りました。

家具作りたいおっさんがお客様のお好みなどヒアリングしていき、お客様と一緒にデザインを考えていきます。

そして決まったのが、”ケビント（ドクターキャビネット）風に”リメイクするということ。

両開きの扉は形をそのまま生かし、その他の部材も製材してキャビネットの一部に使用し、全体を白く塗装して雰囲気をカントリースタイルからモダンスタイルに。

いやはや、どんな家具に生まれ変わるのか！？

ドキドキしながら製作の様子を眺めました。

ガラス扉のフレームを白く塗装するために丁寧に磨きあげていきます。

その他の部材も、塗装をはがしていきます。

が、ここでなにやら気になる作業が・・・

塗装をはがした木製扉、鏡板部分を細くカットしていき・・・

こんなにたくさん！

一体どうやって使うのでしょうか？

あら？数枚ずつ束に？

そして・・・

これはなんだ！？

不思議に思っていると、いつの間にかリメイクが完成。完成品を見てみると！

ガラリと雰囲気の変わったキャビネットが出来上がっていました！

ガラス扉は、食器棚に取り付けられていた時と上下逆さまにして、越高の高さで開け閉めしやすいようにしました。

扉を上下逆さまにすると金物の取り付け位置などが難しくなったりするんですけど、そこは家具のリメイク経験豊富なルーツファクトリーにお任せあれ！見た目も使いやすさもバッチリに仕上げました♪

棚板はパイン材の色味を生かして、モダンな中にも少し柔らかな印象を。

可動式になっていて、収納する物に合わせて棚板を取り外すこともできます。

ところで、さっきの板材の束はどこに使われたのでしょう？

よくよくキャビネットを眺めると・・・

あっ！もしかして脚に！？

家具作りたいおっさんに確認したらビンゴでした。このように複数枚の板を合わせて角材にする方法を「練り合わせ」というらしいです。練り合わせた後、テーパーカットして形を整え白く塗装したそうです。

こんな風に元の家具の部材を生かすこともできるなんて！実はこの他にも本体の見附部分などにも元の家具の部材が使われているのだとか。

お客様の思い入れある食器棚がさり気なく随所に生かされているのです。

お客様のお家にお届けすると、とっても喜んでいただけました！

白基調のお部屋にすごくお似合いですね（＾＾）

ルーツファクトリーではこのように家具の素材をしっかり生かしながら雰囲気を変えるリメイクも可能です。

「思い出の家具を使ってこんな家具を作りたい！」そんな時はどうぞご相談ください♪

ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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