2020-06-25

学習机を収納付リビングテーブルにリメイク！思い出の机、形を変えて

「子どもの頃から長いこと使ってきたけど、このまま置いておくわけにいかなくなって・・・」とリメイクのご相談をいただくことが多い学習机。

学習机は幅や奥行きが大きめの物も多くて、置けるスペースも限られてしまいますよね。。。

今回は「長年使ってきた学習机をなんとか処分せずに使い続けたい」とご相談いただき、リビングで使うことのできるローテーブルにリメイクさせていただいたお話をご紹介します。ルーツファクトリーブログ担当、ユリマタタがお届けしてまいります。

ご相談いただいた学習机はこちら。

可愛らしい引き出しが目をひく片袖タイプの学習机です。

お引越しを機に、ご実家にあるこちらの机をリメイクしたいとお問い合わせいただきました。

デスクとしてはもう使う予定がないため、リビングで使うことのできる雑誌などをしまえる小型の何かにリメイクできたらとのことでした。

お電話でお話しを伺った後、お客様と詳細にお打ち合わせするため＆家具をお引き取りするためご実家へお伺いしました。

ルーツファクトリー代表の家具作りたいおっさんが学習机の仕様を丁寧に確認し、どのようにリメイクするのが良いかお客様とご相談していきます。

できるだけ元の部材をいかしたいということ、収納力のあるものにリメイクしたいということ・・・色々とお話しをお伺いしていきました。

お客様からご予算やご希望のサイズ感もお伺いしていたので、その条件の中でこの学習机の魅力が最大限いきるリメイクを考えます。

と、そこで家具作りたいおっさんが閃きました。

「学習机の天板をリサイズして、天板下に引き出しを背中合わせで取り付けるのはどうでしょう？」

おおぉ！そうしたらサイズはコンパクトながら収納力たっぷりに！学習机の部材もかなりいかすことができますね！お客様も「そんなことができるんですね！それ、イイかも！」とこの案を気に入ってくださいました。

リメイク案がまとまり、学習机をお引き取りする準備を進めていきます。

こちらの学習机は、お引越しの時に窓から吊り上げてお２階に搬入されたそうで、そのままでは階段から搬出することができません。

吊り降ろしでの搬出も可能ですが、分解して搬出した方が安全そうだったので、お客様ご了承の上その場で分解することにしました。

家具作りたいおっさんは、いとも簡単そうに机を分解していきましたが、実は組立式でない家具の分解はかなりコツがいるのだとか。

ちょっとでも力の入れ方を間違えると、その家具はリメイクができないような壊れ方をしてしまう、つまり”破壊”になってしまうのだと言っていました。たしかに、一歩間違えればメキッと折れてしまいそうですもんね・・・。

無事に家具のお引き取りが完了すると、後日お客様から「お二人の仕事ぶりにもはや感動してしまいました」と嬉しいメールをいただきました。へへへ。

綺麗に分解したので、↑のように工房で再び組み立てることができました。

さぁさぁ、こちらの学習机がどのように生まれ変わったかというと・・・

じゃん！

なんとも可愛らしいリビングテーブルへと生まれ変わりました！

学習机の面影を残しつつ、サイズはコンパクトに、重さも軽く、でも収納力はバッチリなリビングテーブルとなりました。

ちなみに、引き出しの出し入れがしやすいよう新しくスライドレールも取り付けています。

天板は、あまりにも自然な仕上がりなのでただカットしただけのように見えてしまいますが、無垢材ではなかったため加工に工夫が必要でした。

そのあたりのことはまた別のブログでお話ししますね。

とにもかくにもとっても可愛く仕上がったリビングテーブル、いよいよお客様のもとへ・・・

ご新居にお届けしてきました！

素敵なリビングに到着して、なんだかウキウキソワソワしているようにも見えます(*´v｀*)

当日は予定がいっぱいでお客様とゆっくりお話しすることができなかったのですが、後日お客様から心温まるメールをいただきました。

「小さな頃から使っていた机が、生まれ変わって帰ってきて不思議な感じでした。
丁寧に作っていただき、本当にありがとうございました。

早速気に入って我が家のネコも乗っていました(笑)
大切に使わせていただきます。」

ネコちゃんにも気に入っていただけて何よりです！

お客様がずっと大切にされてきた家具を、これからも使い続けられるようお手伝いできて良かったです。ルーツファクトリーにリメイクのご相談いただいてありがとうございました！

お客様の家具の魅力をいかすのが得意なルーツファクトリーでは、たとえサイズやデザインをガラリと変えても、このように元の家具の面影を感じられるようリメイクすることも可能です。

もちろん「さり気なくいかしたい」「面影はあまり残さず存在だけ残したい」といったご要望にお応えすることも可能です。

お問い合わせの際にはぜひなんでもご希望お聞かせくださいね（＾＾）

ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
Follow @yurimatataroots

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