本当にリメイクしたの?3枚扉婚礼クローゼットを1/3にリサイズ!
先日、名古屋のお客様から婚礼家具のリメイクをご依頼いただいたお話を書きました。
チェリーのシンプルで美しい3枚扉の洋服タンス。こちらを、お客様のお部屋に合わせて扉1枚分の大きさにリサイズし、その他の材を使用して折りたたみテーブルにリメイクしました。
今回は、扉1枚分の大きさへのリサイズがどのようにして行われたか詳しくご紹介していきます!完成後は「元々この大きさだったんじゃないの!?」と目を見張るほどの仕上がりです!
それではご覧ください♪
まず、こちらの洋服タンスは左側1/3部分と右側2/3部分が分解できるタイプでした。
天板と台輪を外すとこのように分解できます。
しかし、見ての通り内側の側面は仕上げがされていないので、そのままでは見栄えも良くないし強度も低いです。
そこで、表面の木目を合わせて仕上げ直しました。
また、天板や台輪は、3枚扉分の大きさとなっていたので、カットして1/3サイズに合わせられるように作り直す必要がありました。
家具のリサイズについては今までも何度もご紹介してきていますが、どうしてこの断面が違和感なく仕上げられるのか私は不思議で不思議で仕方ありませんwどうぞ完成後の写真を楽しみに読み進めてくださいませ。
リサイズは、見えないところの加工もとっても大事。
台輪には、ガタ防止と補強を兼ねた板(↓の三角の板)が取り付けてあったそうなのですが、サイズを縮めるにあたって、こちらも新しく作って足す必要がありました。
ところで。
こちらの洋服タンスには元々扉の裏にミラーがついていました。そして、お客様はロッカータイプにリメイク後もそのミラーを使いたいと仰っていました。
しかし!!
ミラーがついていたのは、一番右側の扉でした。
と、いうことは。
そうです、ミラーのみを移植しなくてはいけません。
このミラーを取り外す作業って、結構大変なんです。私も取り外すところを実際に見たことがあるのですが、強力に接着されてあって、しかも少し力の入れ方を間違うだけで割れてしまいます。そのため、かなり慎重に作業しなければいけません。
手に汗握る作業ですが、お客様のご希望とあらばROOTS FACTORY工房スタッフは頑張っちゃいます。
さて、そうして本体も扉も生まれ変わり、リメイク完了した姿がこちら!
いかがですか!
私はいつもリメイクのビフォーアフターの写真を見比べながら「どこをどうやって加工するんだろう」って考えるんですけど、今回あまりにも違和感がなさすぎて思考停止してしまいましたw
お客様からも、納品させていただいた後に「リメイクしたとは思えないぐらいの良い状態で、とても満足しています。」とメールをいただきました!
また、こちらの婚礼家具はお客様がご結婚された時にご両親に買ってもらったものだったそうです。
「こういう形で残すことができて、本当にありがたく、嬉しく思っております。」
と、心温まるお言葉もいただきました。こちらこそ、大切な家具のリメイクをおまかせいただきありがとうございました!
次回、洋服タンスの残りの2/3部分の材を使用して製作した折りたたみテーブルについてもご紹介します。そちらもぜひ楽しみにしていてくださいね(^^)
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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