お気に入りのダイニングテーブル、脚を活かしてシェルフにリメイク!
こんにちは、ricoです。暑さも峠を越えたようで、朝夕の風に秋の気配を感じるようになりましたね。
さて。
前回、大きくてとても存在感のあるダイニングテーブルから、引っ越し先の部屋の広さに合わせた座卓へのリメイクをご紹介しました。
ダイニングテーブルのお引き取りに伺った際、「テーブルを座卓にリメイクした後に残った材料を使って飾り棚を作ってほしい」とお伺いしておりました。
ですが、リメイクは作業を進めてみないとどのように材料が残るか分からない部分があります。ですので、先にテーブルから座卓をお作りして納品させていただいて、その時に再度飾り棚の打ち合わせをさせていただくことになりました。
そして、テーブルリメイクで残った部材がこちら。
カットした脚の下部や天板の端や裏側の補強材などが残っていますね。穴が開いたり小さかったりで、この中で使えそうなのは脚の下部と天板の端の部分の一部です。
こちらを元に座卓納品時にお客様と再度打ち合わせ。そして、レンジボード横のスペースに置くシェルフを製作することに決定致しました。
スペースの寸法を測ってサイズを決め、デザイン等については、「おまかせで!」とおっしゃっていただきました。
「おまかせ」と言われると、より一層張り切っちゃう家具作りたいおっさんです。ヤッホー♪
脳内はアドレナリン大放出、頭をフル回転させ考えました。このテーブルはお客様にとってとても大切な思い出の品。だからなるべくそのままの雰囲気を残したい。
素材を活かしながら使い勝手の良いデザインを考えました。そうして完成したのが、テーブルの脚を使用したシェルフです。
元のテーブルの脚は塗装もそのまま残すことにしました。(なんでも加工の都合でその方が難しくシビアらしいですよ)
とは言っても脚そのままでは安定して棚を支えることはできません。見た目そのままにホゾをほりフレームを組みました。
素材が生きるようなるべくシンプルに。
でもガッシリと丈夫に。安心していろんなものを置いて頂けます。
棚部分は壁面のスペースに合わせてなるべくゆったり取りました。そして中に仕舞うものをなるべく制約しないようにシンプルなオープンに。
シンプルだからこそ強度を確保するのも大変だったりします。
ドイツ製のドミノジョイントカッターという機械を使い、しっかりとホゾ組みしてあります。
そして色は、メリハリのつくようあえて脚に色を寄せることはせずに明るめのトーンで仕上げました。
さぁ、いよいよ納品です。
ROOTS FACTORYを信じてお任せしてもらった分、今回の納品はいつも以上にドキドキです。
もちろん、大きさはぴったり!スペースをきちんと測ってお作りしたキャビネットだからこそ。
設置した時にお客様が「うわっ!めっちゃしっかりしてる!ビクともしない!すごい!」と驚いていらっしゃったとか。
「ええやん!めっっちゃええやん!!」とかなり喜んでいただけたようです。
家具作りたいおっさんも、お客様の言葉を聞いてようやくホっと一安心です。こちらこそ、本当に有難うございました。
このように、一つの家具から複数の家具へのリメイクも方法次第では可能です。
「リメイクするものが一つに絞りきれなくて・・・」という場合でも、是非お問合せください。
ところで、今回「ホゾをほる」や「ホゾ組み」という言葉が出てきましたが、それは見た目からはわからないものです。
そこで、次回はその加工の様子も含め、製作についてご紹介したいと思います。どうぞお楽しみに。
rico
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