婚礼タンスの雰囲気を残してお仏壇にリメイク!より面影を残す工夫も
埼玉県にお住まいのお客様からお住まいの建て替えを機に、婚礼タンス2棹のリメイクのご依頼をいただきました!
2棹の婚礼タンスから、用途の異なる4種類の家具へとリメイクさせていただきましたので、ブログを分けてご紹介していきます♪
お預かりしたのは婚礼家具の和タンスと洋服タンス。このままのサイズだと新居に搬入できないとのことで、サイズを小さくできれば…とリメイクをお考えになったのだそうです。
今回タンスをリメイクすることで、将来お子さんに負担なく引き継ぐことができるようにしたいとおっしゃっていました。
実際のところ、親御さんから受け継いだ家具のサイズが大きくて搬入できないといったご相談をいただくことも少なくありません。
大きな家具をコンパクトにリメイクすることで搬入がスムーズになり、家具の大きさ問題を解決することができますよ♪
今回最初にご紹介するのは和タンスのリメイクです。
当初は、和タンスを上下分割して分けて使えるようにしたいとご希望いただいていました。
家具屋としてのアドバイスを交えながらお客様とのお打ち合わせを進めていくなかで、ゆくゆくはお子さんに受け継いでもらうということを考えた結果、和タンスを活かしてお仏壇にリメイクさせていただくことになりました。
タンスの雰囲気は残してほしいとご希望いただきましたので、家具の用途が変わっても面影を感じることができるよう、飾り彫が素敵な扉を活かします。
そして、お客様のお気に入りでもある和タンス内部の小引き出しも活かしてリメイクさせていただくことに。
お仏壇のサイズに合わせて扉をカットしたことで、すこしコンパクトになっていますね。
今回のリメイクでは和タンスの扉を2枚とも活かすのですが、どのような仕上がりになったのでしょうか…
完成後のお写真はこちらです!
タンス本来の雰囲気はそのままに、和タンスをきゅっとコンパクトにしたような、上置き型のお仏壇が完成しました!
サイズはW540 D370 H620となっています。
お仏壇の扉に和タンスの扉を活かしているのですが、取っ手も既存のものを活かしました。リメイク前のお写真を見ていただくと分かりやすいのですが、本来取っ手はこの位置にありません…!
違和感が出ないようバランスを見て扉を加工し、既存の取っ手を取り付けました。タンスの面影をより一層感じることができますね…♪
お仏壇の扉は折れ戸式で製作しました。
折れ戸は扉を開けても邪魔にならず、すっきりとした印象に。お仏壇の内部はこのようになっています。
内部には和タンスの扉と小引き出しを活かし、お仏壇の外観だけでなく内部にも面影を感じることができますね。
背板に活かしたタンスの扉が綺麗に見えるよう、バランスを見て製作しています。
お客様お気に入りの小引き出しはそのままのサイズで引き続きお使いいただけますよ。
小引き出しの上には仏具などを置けるスライド棚を備えました。
お仏壇内部の天井には照明を仕込んであるので、内部を優しく照らしてくれます。
婚礼タンスの特徴的な部分やお気に入り箇所を活かし、本来の面影を感じることができるお仏壇となりました。家具の用途が変わっても素敵な雰囲気はそのままですね♪
そして、お仏壇と合わせてお使いになるキャビネットもリメイクさせていただきましたので、次回のオーダーリメイクブログでご紹介いたします。
やの
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