高さ半分以下で圧迫感ゼロに♪婚礼タンスをリビングボードにリメイク

婚礼タンスの高さがなんと半分以下に!リビングボードにリメイクしました♪
ご依頼くださったのは、東京都足立区にお住まいのお客様。「婚礼タンスの背を低くしたくて…」とご相談いただいたのが始まりでした。
横幅も高さもある婚礼タンスは、お部屋のスペースを大きく取ってしまいがち…。最近では「クローゼットがあるからタンスは使わなくなってしまって」という方も増えています。

けれども、これまで暮らしを共にしてきた婚礼タンスには、ご結婚当初の思い出や日々の記憶がたくさん詰まっているはずです。そのまま残すのは難しくても、リメイクすることで『思い出はそのままに、新しい暮らしに馴染む家具』として活かすことができます。
今回のお客様も「これからはリビングボードとして使いたい」との思いでご依頼くださいました。

リメイク後の高さは800mmほどをご希望とのこと。2m近くあった婚礼タンスなので、なんと半分以下のサイズになる予定なんです!ご予算との兼ね合いもあり「横幅も縮めるかどうしよう…」と悩まれていましたが、高さを抑えるだけでも圧迫感はぐっと減ります。そこで今回は高さのみをリサイズすることになりました。

リビングボードの天板には「テレビを置くかもしれない」とのことでしたので、今回は天板を新しく製作することにしました。
「もとの天板は使えないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、背の高いタンスの天板は強度を持たせていないことが多いんです。高さを抑えたことで「上に物を置く」用途が増えるため、しっかりした強度が必要になります。
天板にもよりますが、今回のタンスではもとのものを活かすより、新たにお作りした方が安心して長くお使いいただけると判断しました。大切な家具だからこそ、これからも安心して暮らしに寄り添えるように、新しい天板で仕上げます。

もとのタンスを大事に残しながら、これからの暮らしに合わせて一部を新しく…。お部屋を長年見守ってきた婚礼タンスが、今度は新しい姿となって再び活躍できるようになりました。
完成した姿はこちらです。

サイズはW1273 D560 H800。
横幅と奥行きはそのままですが、高さのみを抑えただけでこんなにもすっきりとした印象に♪タンスの雰囲気は残しつつ、リビングボードへと生まれ変わりました。

新しい天板は「もとのものより薄くしたい」とのご要望をいただきました。そこで厚み25mm、すっきりとした見た目ながら強度もばっちりの天板に。色味もしっかり合わせてあるので、新しい材料を使ったのにまるで前からそこにあったかのように自然に馴染んでいます。

実は、厚みを抑えたのは天板だけではありません。もとの台輪も厚みをカットして、高さをぐっと抑えたんです。バランスを見ながら40mm程度にリサイズすることで、全体的にスッキリと軽やかな印象になりました♪

高さを調整したことで、もとの「取っ手部分」がなくなってしまいました。そこで新たに取っ手をつけるのではなく、扉を軽く押すと開くプッシュラッチ式に。
さらに側面に手がかりを掘り込んで、扱いやすさにもひと工夫しています。扉の雰囲気はそのままに、より快適に使える仕様になりました。

内部には新しく棚板を加えて「いろんなものを収納しやすくしてほしい」とのご要望にもお応えしました。高さは抑えつつも横幅はしっかり残したので、収納力もたっぷり確保できています♪

完成したリビングボードをお客様のもとへお届けに。大きなタンスが小さくなって帰ってきましたよ♪

テレビ台としても、たっぷり収納できるリビングボードとしても使える今回のリメイク家具。これからの暮らしの中で大活躍してくれること間違いなしです。
家族みんなが集まるリビングに、こんなにたっぷり収納できる家具があるのは嬉しいですよね。しかもそれが、長年寄り添ってきた思い出の家具をリメイクしたものなら…なおさら特別に感じられるのではないでしょうか。

納品後お客様からとっても嬉しいメールをいただきましたのでご紹介します♪
「このたびは大変お世話になりました。使い勝手も良いですし綺麗に仕上げていただいて、とても満足しております。ルーツファクトリーさんにお願いして良かったです。また何かありましたら、よろしくお願いいたします。」
この度は家具のリメイクをルーツファクトリーにお任せいただき、本当にありがとうございました。
使い勝手や仕上がりを気に入っていただけて、私たちもとても嬉しいです。また何かございましたら、ぜひお気軽にご相談くださいね♪

やの






















