2016-07-01

三日月チェア製作裏話?FELISSIMO×ROOTS FACTORYのコラボ企画が実現するまでの長い道のり


FELISSIMO×ROOTS FACTORYのコラボレーション企画



↑三日月に腰掛けちゃうなんて夢感あふれてます



三日月チェア、絶賛公開中ですっ!!



20組集まると実現するこの企画、公開から1ヶ月ちょっとですが、なかなかの反響らしく、すでに結構な申し込みが入っているそうです。


8/31締切なのでまだ間に合います☆


この機会にぜひ三日月に腰掛けちゃってくださいっ!!



↑無塗装の状態の三日月チェア、お好きなペイントで完成させてください


「とっても素敵な企画!」と、お話を頂いた瞬間から「やります!!」とお返事しちゃってましたw


以下フェリシモさんのHPより、


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子ども時代にあこがれた、アニメの主人公が月に腰掛けているシーン。

「どんな気分かなぁ」なんてふくらませていたロマンティックな夢を、

今回、このカタログの企画でかなえたいと思いました!

「三日月のチェア」と聞いて、胸に眠る乙女心が、

ハッと目覚めずにはいられないはず。

そのトキメキが大切なんです、大人こそ!

みなさまの共感をいただき、夢を現実のモノにできたらうれしいです。

ぜひ、月に腰かけてて空想にふけったり、SNSで自慢しまくったりしましょう~!

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この三日月チェアプロジェクト、とっても長い道のりを経て公開にまで至りました。


最初にフェリシモさんからご連絡を頂いて、なにやら作りたい家具があるとの事でした。


ROOTS FACTORY工房にお越し頂いて、企画書を見せていただきました。


ラフ画と共に「三日月チェア」の企画書を見た瞬間、



やりたい☆



と思いました。


もともと変わったもの変なものこの世にないものを創りたくて家具屋になりました。


お客さま(この時はフェリシモさん)の欲しいものならぜひ形にしたい!!


と思った訳です。


お話を聞いていくと、三日月の形のチェアを作りたいけれど構造や予算の関係でなかなか折り合わず、探した末にROOTS FACTORYを見つけてくださったそうなんです。


家具を最初からつくるのはとっても大変です。


今回のように普通の椅子とは違う特別なカタチのものは尚更です。


素材、構造、フォルムなど、無限の選択肢があります。


椅子として「良いもの」だけを追いかけていくと、それはそれでもちろん素晴らしいものはできるのですが、現実世界には「お金」という大きなルールがあります。


ちなみにROOTS FACTORYで「お月さまを椅子にして欲しい!!」「ざっくりお幾ら?」と聞かれたとすると



「¥300.000↑ご予算はご用意ください」



と、お答えすると思います。と、いうか今回もそうお答えしました・・・w


とはいえ、そんな金額になっちゃうと商品として皆さまに届けることは不可能。


それは分かります。


とってもとっても分かります。


もし、超上から「これできる!?」「幾ら?」電卓ピッピッ・・・みたいな、そんな感じのお話しを頂いてたら「30万円以下にはならないですスイマセン」とお答えしてたと思います。


ところがです、


フェリシモのご担当者さんはとってもとっても熱い情熱を持ってらっしゃいました。


なんと段ボールで自作したりまでされていたのです。



はい、完全に心打たれましたw



もともと家具が創りたいから家具屋になった訳です。


「家具作りたいおっさん」な訳です。



↑家具作りたいおっさん、名刺もこれですw


そこまで熱い想いでなにかをカタチにしようとする人は、もはや同志です☆


と、いうことですっかり心打たれてしまったおっさんは、聞いちゃいました。


「ご予算お幾らですか?」

「○○以内で・・・」

「・・・」

「ちょっとお時間もらって良いですか?」


めっちゃ悩みました。


他のオーダー家具製作でも全く一緒なのですが、安いとか高いとかは関係ありません。



その予算で期待に応える事ができるか?



めっちゃ悩みました。


と、いうか考えました。


家具として人が座るための強度は保ちつつ


椅子としての座り心地も保ちつつ


どうやってコストを抑えるか・・・


素材、構造、仕様・・・


めっちゃ考えて、「なんとかこれなら!!」という案をお出ししました。


できることはもっとあります。


高い材料、手間のかかる仕上げ、やれることは無限に。


でも「カタチにする」という事はそれだけではないんですよね。


工夫に工夫を重ねてなんとか低コストで実現できる三日月チェアを考えました。


結局予算はそれでも当初の超えちゃったんですけどねw


でもまぁそこは削ると強度に関わる(または赤字になる)ような部分なのでどうしても譲れない部分ではありました。なので「そこはごめんなさい」とお願いしました。


そして大まかな仕様は決まり、プロトタイプの製作を開始しはじめた訳ですが、いきなり実物つくる訳ではありません。


まずはイラストを何枚も描いて三日月チェアの三日月ラインを創るのです。


フェリシモさんからイメージのラインはデータで頂いたんですが、それをそのまま実行するのは少し無理があったので、何度か修正を繰り返し理想の三日月ラインが出来ました。


じゃあ製作!!


って訳にもいきませんw


次はそれを元にミニチュアの製作、10分の1の縮尺でミニチュアを作りました。



↑約12cm程の小さな三日月チェアです


奥行きを変えたり棚の位置を変えたり脚の幅を見直したり・・・


図面でもある程度分かるのですが、やっぱりミニチュアにするともっと良く分かります。


試行錯誤の上で「コレ」という2パターンのミニチュアを製作して、再度フェリシモさんと打ち合わせ。


あれこれ相談しながら仕様を決めていきました。


ミニチュア段階での仕様や素材が決まった後、いよいよ実作か!?


と、思うでしょ?



まだですw



三日月チェアは三日月ラインが大事。


三日月のラインの型を作ります。


データを元に墨付け(切り取る線を描く)してから切り出すのですが、そのままだとあまり綺麗ではないんです。


最後の最後は少しずつ手で削って理想のラインを探します。


そうして削り出した型ができてやっと三日月チェアをつくる準備ができました。


そしてついに実作となりました。


と言ってもプロジェクトが実現するかはまだ分からない状態なので、プロトタイプ1脚だけの製作です。


出来上がったら撮影の為に塗装をするのですが、打ち合わせの結果フェリシモさんのDIY女子部さんがペイントすることになりました。


使用したペンキはもちろん、あの使いやすい高品質な『ROOM BLOOM』です。


日本ペイントさんにもご協力いただいて、ROOTS FACTORYの1階倉庫で作業していただきました。



↑わいわい言いながらのペイント作業の様子


そんなこんなで試作1号機は完成したのです。



↑三日月チェアを見ながら談笑するフェリシモの皆さん


フェリシモさんの熱意と「お月さまに座りたい」夢が詰まった三日月チェア


ROOTS FACTORYの家具愛もしっかり詰まってますw


そんな素敵な素敵な三日月チェア、



8月31日まで申し込み可能ですよー



夢が実現しますように・・・






「家具作りたいおっさん」阪井


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