2017-04-26

家具屋直伝☆ミニキッチン台レシピー準備編ー


どうも~!
いつでもどこでも家具と生活!ルーツファクトリー東京店長ユリマタタです!

今回、家具って楽しいよ☆ということをお伝えするためにつくりました、「家具屋直伝☆ミニキッチン台レシピ」!
いよいよ公開です!



作る手順としては

-準備-
①キッチン台を設置するスペースの寸法を測る
②キッチン台のデザインを考える
③「木取り」をする

-製作-
①材料を切り出す
②木口を整える
③組み立てる
④塗装する

ザッッックリ言うと、こんな感じでした。
実は今回、ユリマタタ自身も「家具を知る」ために一部工程を体験したのですが、
家具作り初心者のユリマタタ、個人的な感想は

「やっぱり家具を作るのって大変だなー!」

でした。内容盛りだくさんで頭クラクラ!
でも、ただの板からどんどんキッチン台が形になっていくのはとってもワクワクしましたよ!



今回は出血大サービス!
家具のデザインの仕方がわかる!?準備編からお届けしちゃいます!

①キッチン台を設置するスペースの寸法を測る

「東京店のキッチンスペース測ってきたよー。ここからデザイン考えていくからね。」
と家具作りたいおっさんに手渡されたルーツファクトリー東京店キッチンスペースの寸法図はこちら↓



えっ!?測るのってこれだけでいいの?
「寸法図」ってなんだかもっとゴチャゴチャしてるイメージでした。
これで必要な寸法全部表わせているのでしょうか。
というわけでユリマタタが確認するためにイラストに描きなおしたもの↓



おおお~!全ての寸法が表わせた!と、謎の感動を覚えました!

②キッチン台のデザインを考える

測った寸法をもとに、キッチン台のデザインを考えていきます。
デザインができあがっていく様子を、家具作りたいおっさんの解説つきでご覧ください♪

「もとは、シンク台とコンロ台で段差があったんやけど、もっと簡単にしたいので、天板をフラットにして直方体になるようにしようかなと思います。大きさについては、幅は、スペースの幅が825mmなのでそれより少し小さく、奥行きは、もとの台が450mmだったのでそのくらいにしようと思います。今は大まかで大丈夫です。」

「ドアもシンプルに2枚の扉。左右に2枚の扉をスライド丁番でつけようかと思います。」

「水回りだから、べた置きすると良くないので底をちょっと浮かす作りにします。」

「ガスホースを通せるように切り欠きも忘れずに。」

「次に構造を説明していきます。まず、箱体にするために天板、側板、底板がいりますね。天板にはシンクトップを入れるための穴を、底板には排水ホースを通すための穴を開けます。背面は壁となるので、今回はオープンにします!前のシンク台が湿気で結構ジクジクしちゃってたので、オープンにして風通しを良くして、壁の湿気も確認できるようにしたいと思います。そして、オープンにすれば背板も不要になるというお得三昧!」

オープン構造の実際の写真↓


この説明を受けた時点では「たしかに~!お得~!」としか考えていなかったユリマタタですが、先日のブログで「木のぬくもりを感じるキッチンにしたい」というオーダーをしていたことを思い出し、ハッとしました。
「背板をつけない」ということは、「元あった台のデザインから変わる」ということなんです。
材料が少なくて済むのもありますが、わざわざデザインを考え直すということは
私の「木のぬくもりを感じるキッチン」にしたいというオーダーがあったから。
木を守るためにも背面をオープンにした方がよかったんですね~。



「箱体の強度を保つためにもうひとつ大事なところがあります。扉を開いた内側に、図のように板を上下前後入れることによって、横触れの力に対して強くなるようにします。かつ、シンクの内側が見えなくなるから内部がスッキリ!さらに戸当たりの役目も!」

シンクが板によりまったく見えません↓

ひとつの要素が色々なところに効いてくるんですね~!

と、ここで家具作りたいおっさん、何やらシンクトップの寸法を測りだしました。
寸法なんて取扱説明書に書いてあるんじゃないの???


「通常なら説明書に施工図とか取付図として詳しく書いてあるんですけど、今回使うIKEAさんのシンクトップには詳細な寸法や取付方法の記載がないんですよね。」
しかし、作業が増えるにも関わらずIEKAのシンクを持つ家具作りたいおっさんの顔は嬉しそう。



取付説明書はテキストなし、イラストだけの説明!
「お客さまにとって何が一番必要かってところを考えて、削れるところは削って、パーツの精度は高く保って、っていうIKEAのそういうところ、好きやねん。」

諸々を測り終え、天板の幅は810mm、奥行は450mm、厚みは38mmにすることに決定!

③木取りをする

デザインが完成したら、「木取り」をしていきます。

はーい!家具作りたいおっさん、「木取り」って何ですかー!
「材からの取りを考えることだよ。その時に『歩留まり』っていうのがめちゃ重要になってくるんやけど、ニュアンスが難しいなぁ。調べてみ。」

ということで、「木取り」と「歩留まり」で検索してみました。

【木取り】
用材として適するように、材木を切ること。特に、丸太から角材を切り取ること。

【歩留まり】
原料(素材)の投入量から期待される生産量に対して、実際に得られた製品生産数(量)比率


って出てきたけど・・・んんんん~!?いかに材を無駄なく使うか!ってことかな~!?



今回の場合、3×6板という規格のものを使ったのですが、その大きさはミリ単位になおすと、910mm×1820mm。
そこに、それぞれの部材をパズルのように並べていきました。
この時、気をつけなければいけないのが、材をカットする時に刃の厚み分がなくなってしまうということ。
ホームセンターなどでカットしてもらう時は、ワンカットごとに刃の厚み分が約3mmなくなります。要注意!


さて、これで必要な材料をそろえることができます!

・ランバーコア 3×6板 厚み15mm 2枚
・パイン集成材など(天板用。詳しくは製作編でご説明します!)
・木口テープ 約7m
・シンク(IKEAで購入)1つ
・スライド丁番 4つ
・コーススレッド
・木工用ボンド
・ゴムのり
・塗装用オイル

木口テープヤ金具、塗料については、キッチン台レシピ製作編にて詳しくご紹介します♪

準備がこんなに大変とは!製作編では何が待ち受けている!?

そんなこんなで準備が終わり、やっとこさ製作に入っていきます!
いやはや、準備だけでも内容盛り沢山!
たいへーん!!
でもたのしーい!!

お次は製作編をお届けします♪
ユリマタタ、初めて見る家具屋の手仕事にドキドキ!

いろいろな木工機械・工具も登場しますよー!





ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ

関連記事